在日ベトナム人数37万人超(どんな人たち?)

 

ベトナムで最も読まれているであろう日本語WEBニュースの Vietjo に、

ちょっと前(10月28日)に載った情報ですが、在日ベトナム人の数は37万1千人とありました。

https://www.viet-jo.com/news/statistics/191025174457.html

 

記事にあるとおり、2018年12月31日時点から2019年6月30日までに増加した人数が

およそ4万1千人ですから、33万人だったのが37万1千人になった感じです。

半年で4万人強ですから、単純に計算すると5年間で40万人増ですから

5年後に在日中国人と並ぶように見えますが、そうはならないと思います。

ベトナムの総人口は1億人を切っているレベルですので。

 

この記事で注目すべきなのは、

◇技能実習:18万9021人(前年末比+14.9%増)、

◇留学:8万2266人(同+1.6%増)、

◇技術・人文知識・国際業務:4万4670人(同+28.5%増)、

で、留学生はあまり増加していませんが、社内転勤を含む “技術・人文知識・国際業務” が

増えていることです。これらの方々は、ITエンジニアや通訳や熟練技術者のように

長期に渡って日本人と同じ満員電車に乗って出社し、毎日いっぱい働いて、帰宅している方々です。

 

ベトナムのプロテスタント人口はおよそ2%で、仮に毎週教会に通っている信徒を半分とすると、

在日ベトナム人は日本に37万人強はいるのですから、およそ3700人の信徒が教会を探していて、

また、言葉や文化の壁を越えられたら教会に来るだろう別の3700名の信徒が日本にいる事になります。

(現時点、合計7200人の信徒が日本にいる事になります。)

また、そのうちで、技術・人文知識・国際業務で来ている人である900人くらいは、

まるで日本人のような人たちであります。

 

日本に行っているそれらの信徒はどんな方々であるかというと、賛美している様子で示すとすると、

下記の Youtubeのような感じの人たちです;

https://www.youtube.com/watch?v=S5oleI1-_yo

( Nissi United という私の所属している教会に関係している賛美チーム。礼拝参加者に注目。)

 

(2017年12月にフランクリン・グラハム師がハノイに来たときの大会の様子。同じく参加者に注目。)

 

人間社会は本当に多様で、貧しいベトナム人もいれば貧しくないベトナム人もいます。

密航などのニュースになるベトナム人もいれば、全くそうではないベトナム人もいます。

すぐ仕事を辞めてしまうベトナム人もいれば、長く一緒にいてくれるベトナム人もいます。

強いベトナム人のためにも弱いベトナム人のためにも、強い日本人のためにも弱い日本人のためにも、

すべての時代のすべての人たちのために、死んでよみがえってくださった主イエスを信じます。