ホーチミン市:外出禁止令からの解放

 

3か月ぶりの記事の投稿になってしまいました。

ベトナム国内からのこのブログへのアクセスは、私の会社の事務所からと

WEBサイトを保守管理してくださっているIT会社さんからしかできないように設定しています。

VBTJにはベトナム政府による宗教ライセンスがありませんので

”ベトナム国内の”ベトナム人が同ブログを見てしまう事は避けなければなりません。

という事で、不要不急の外出ができないなどオフィスビルへの入場ができなくなった段階で、

ブログの更新もできずにいました。

 

ホーチミン市は7月9日の不要不急の外出禁止令で、食料品販売以外、約9割の店舗が閉まりました。

ほぼゴーストタウンになりました。

 

余談ですが、国内郵便も止まりましたがバイク便の食料の移動はできましたので、

従業員への給与振込のための書類などは、食料品に混ぜて銀行の書類の受け渡しをするなど、

8月22日まではライフラインを止めないように、皆様工夫しながら事業をしていました。

 

そして8月23日から食料品も含む完全な外出禁止令が出て、軍・公安によって道路が封鎖され

完全なゴーストタウンになりました。そうして9月30日まで

軍によって、各住居に食料が配られていました。

 

10月1日より外出禁止令は解かれているのですが本日でまだ3分の2の店舗は閉まったままです。

3~4か月間のダメージで、流通網が機能していない、人が田舎に帰ってしまった、

今事業再開してもまた事業の閉鎖を命令されると今度は立ち直れなくなる等の恐れがあります。

経済的に、まだまだ貧しいのです。

ホーチミン市全体が傷ついています。癒しがありますようにお祈りください。

 

私の所属している元地下教会は3年前に宗教ライセンスを得ていましたので、

完全な外出禁止令の下でも通行許可証を得る事ができていました。

経済的に恵まれていない信徒が大半です。教会として、信徒の自宅へ食料を配りました。

3回~4回、私の住居にも届きました。

 

食料の入手、倉庫作業、資金繰り、在庫管理、ドラック運転、荷下ろし、そして、祈り。

そういう ”最後の砦” としての教会の姿を、私たち信徒はFacebook で見ていました。

 

苦しい中にも、日本にも主の恵みがありますようお祈りしています。