奇跡

 

 

私は一信徒で何者でもありませんが、ベトナム語聖書とベトナム語訳した三浦綾子さんの本の配布を

昨年8月末から始めました。それは、たった10ヶ月前です。

 

今年6月には日本各地を旅行しながら多くの方々とお話させていただき、大きな恵みをいただきました。

その集会の模様の一部は、クリスチャン新聞6月30日号に載せていただきました。

6月30日号

 

記事の最後に載っていますが、今、首都圏で、ベトナム語礼拝が生まれようとしています。

VBTJに関与してくださっている牧師先生の方々の働きを通してですが、

この首都圏で始まろうとしているベトナム語礼拝にはVBTJも間接的に関与させてもらっています。

 

何もなければ何も生まれなかったのです。ベトナム人の宣教師を東京に置いておいてくださったのは

主がなさった事です。6万人にも達する在日ベトナム人を首都圏に置いてくださったのも、主です。

立ち上がろうとしているベトナム語礼拝をサポートしている牧師たちも、主のものです。

すべて、主が事前に準備し働いてくださいました。

苦難の中にある在日ベトナム人の若者のために働けるこの恵みに感謝します。アーメン!

 

昨日の私の教会での説教は、奇跡(奇しきみわざ)でした。皆様は、奇跡を信じますか?

ベトナムに住んでいると何もかもが不合理で、アンフェアで、思うようにいきません。

しかし、そういうところに多くの奇跡が起こるのです。

 

16年間もヘロイン中毒で苦しんでいた者が牧師になりハノイ郊外に大規模な薬物中毒更正施設を作り、

オバマ大統領がハノイにやってきた時に会った6人のベトナム人民間人の1人に選ばれるなど、

誰が信じられますか?

 

その彼の救いの証から、共産党の高官であるハノイ市長がクリスチャンになるなど、

誰が信じられますか?

 

数名から始まった教会が、30年間も地下教会だった期間を経て、迫害と分裂を経て、

1万人の信徒と300人の牧師を持つ教団に育つなど、誰が信じられますか?

 

私は、まだ生まれてもいないこの首都圏のベトナム語礼拝を、主があわれんで下さって、

奇跡を起してくださると信じます。

 

荒野に道を日々造られる、主に感謝します。