日本にいるベトナム人の数
厚生労働省によると、2017年10月時点での外国人労働者数(留学生を含む)は、
中国からが37万人、ベトナムからが24万人、
フィリピンからが14万人で、ブラジルからが11万人です。
留学生数だけですと、2016年時点でベトナムと中国は7万5千人でほとんど並んでいます。
都市部ですとコンビ二、レストランなどの各種サービスや工場、
また、地方でも、工場、農業などの現場でベトナム人はよく働いているようです。
一方、日本のプロテスタント教会においては、ベトナム人の存在は知られていません。
現在、東京基督教大学の日本宣教リサーチが在日外国人教会の場所のリサーチをしていますが、
在日外国人労働者数で2位でも、“ベトナム人”のカテゴリーがありません。
http://www.tci.ac.jp/wp-content/uploads/2017/04/Diaspora_Protestant.pdf
ベトナムではカトリック信者の方がはるかに多く、10%くらいいるのですが、
そちらにもベトナム人のカテゴリーがありませんでした。
これは物事の見方の問題で、人口比でパーセントが低いのだから困難と見るのか、
実際の数を見て、これだけ莫大な数のベトナム人が日本の社会で孤立して、
日本人との愛ある関係を望んでいると見るのかです。
少子高齢化は随分前から言われています。今の日本の社会を維持するためには、
はるかに多くの外国人に来てもらわなければなりませんが、
お願いしなければならない諸外国の筆頭格が、ベトナムなのです。